ジョリパット

まずはジョリパットとはどういうものか基本から説明します

住宅の外装材といえば、金属系や窯業系のボード状のサイディングが多く見られます。様々な模様や色がラインアップされ、メーカーも数社あり毎年新しいデザインが登場します。組み合わせで、同じ家でも違った外観が楽しめるのが外装材の魅力ですが、規格品をただ張り付けていくので技術力はそれ程要しません。しかし、ジョリパットと呼ばれる壁材は職人の技量により大きく左右され、2つとして同じものが出来ないのが魅力です。完全に一品物で、左官職人により仕上げられる壁は手作り感がたっぷりで温かみがあります。また、色合いや質感を長時間保持する高い耐候性があり、メンテナンス費用が少なく済み経済的な素材です。カラーバリエーションも豊富で仕上げの方法も多種あり一味違う家をとなります。

注目のジョリパットの材料と特性とは

ジョリパットは耐火性や防火性が優れ安全性が高い材料です。左官職人による塗り付けや塗装職人による吹き付けによる施工で仕上げられます。元々は、フランスで生まれた塗装材料で塗料と砂を混合したもので、モルタルの壁を仕上げる為のものです。素材としては、アクリル共重合樹脂で水溶性となります。一般的な塗料と比べると約100倍の厚みに施工できるのが特徴で、高耐久性と高機能の大変優れた材料と言えます。施工は、左官職人であればコテやローラーで模様を形成し、あえてコテで均した跡を付ける事で独特の風合いを出します。吹き付けでは、水で少し薄め厚さを調整して予定する仕上げへと施工します。職人の技量と発想により大きく仕上がり状態が変わり、自由に表現が可能な材料で面白いです。

メリットもあるが注意したい事も

サイディングが張られた住宅が多いと言っても、確実に増え続けており塗り壁材としては国内シュアを圧倒的に占めています。人とは違う外観にしたいと考えている方は、選択するケースが多いようです。耐久性が優れているので、雨水による汚れの付着もしにくい性質があります。定期的に塗り替えが必要な外装材と比べれば経済的です。色褪せがしにくいのも大きな特徴のひとつです。厚めに塗り付けたり吹き付けを行い柔軟性と弾性がある材料特性から、下地の軽微なひび割れのヘアクラックも吸収して表面に出る事がありません。良い事ばかりですが注意点もあります。汚れを取る際には高圧洗浄を使用しない事です。何層にもかさなる様に施工されていますが、内部に水が入り劣化させてしまう危険があります。